Top再建築不可物件にはスケルトンリフォームがおすすめ
再建築不可物件にはスケルトンリフォームがおすすめ
1.「再建築不可物件」とは
今、家が建っていても取り壊して建て替えできない物件が「再建築不可物件」です。
さらに再建築不可物件は、建築確認の申請が必要な増築をすることもできません。
セダー建設によくご相談いただくのはこのような場合です。
●ずっと住んでいた家が実は元から再建築不可物件だった
2.「再建築不可物件」を建て替えしたい場合
家を建てるためには、建築基準法上の道路に2メートル以上接する必要があります。
例えば、このような敷地があった場合、
①建築基準法上の道路に2メートル以上接している「A」「B」は新築・建て替えはOK。
「C」「D」「E」は不可です。
②建て替えしたい我が家が「C」である場合、道路に接するための土地を購入することで新築できるようになります。
道路に接するための土地を購入でき、建て替えされている方もいらっしゃいますが、土地を購入できることは少ないのが現状です。
そのため、セダー建設ではスケルトンリフォームをご提案致します。
3.スケルトンリフォームなら断熱性能UPでぐっと快適な我が家に!
「スケルトン」とは「骨組み」を意味します。
床、壁、天井をすべて取り払い躯体だけにしてつくり直す全面リフォームです。
古い住宅では、土台のところからシロアリにやられていたり、基礎が低くなってしまって建物が沈んでいる場合もあります。
このような場合、建物全体を上げて基礎を新しくすることができます。
こちらの写真は実際に柱をジャッキアップしながら基礎工事をしているところです。基礎や土台をしっかりと工事することで、住まう人を守る家になります。
外壁も内壁もいったん解体するため、骨組みから耐震のための工程を踏むことができます。
写真は新旧の筋交いです。筋交いは地震の横揺れに強くなり、建物の倒壊や変形を防ぐ役割があります。こちらの宅はその他必要な耐震補強金物を入れ、外壁すべてに構造用合板を貼って仕上げる工法で耐震リフォームを行いました。
これで大きな地震がきても、命と財産を守ることのできる家になります。
家の断熱性能・気密性能を良くすることは、夏の屋内での熱中症対策や冬場のヒートショック予防対策になります。
躯体に合わせて充填断熱をしたり、付加断熱(外断熱)を行うことで、家の性能はぐっと上がります。
「夏場に出かけて家に帰ってきたら、まだ涼しい」「冬場に朝起きるのがつらくなくなった」など、体にやさしい我が家になります。
何より、気持ちのいいきれいな家になります!家で過ごす時間をぜひ楽しんでください。
4.周囲の環境保全にも
建築不可物件は、空き家になってしまうとネズミの巣窟になってしまったり、ゴミを置かれてしまったり、ひいては不審者を呼び寄せてしまうこともあります。
ですから思い切ってスケルトンリフォームをすることで、その家だけでなく周囲の環境を良くすることができます。
建築不可物件のスケルトンリフォームは、ご近所の方々に道路や音などのご協力を経て行われます。住んでいるみんなで快適な地域、住宅環境にしていきましょう。